Category : 食育
「日本人と米国人、どちらが野菜を多く摂取していると思いますか?」 殆どの人々が「もちろん、日本人でしょ?」と答えるのではないでしょうか?かつてはその通りでしたが、90年代前半を境に日米における一人当たりの野菜消費量は逆転しています。

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農水省調べによると、80年代には日本人の野菜消費量は年間123㌔(一日当たり337㌘)で推移していたものの、現在では102㌔(同280㌘)まで減少。一方、逆に米国では80年代の102㌔から現在では123㌔へ増加しています。

厚労省が昭和22年から毎年発表している「国民健康・栄養調査」という統計があるのですが、同省では成人一日当たりの野菜摂取量の目標を350㌘としています。ところが、国民の平均摂取量は270~280㌘と推奨値を下回った状態で推移しています。ある民間企業の調査によると、「野菜摂取出来ていると思っている人」は全体の86%を占めているにも関わらず、このうち実際の摂取量が350㌘に達しているのは僅か14%であることが判明。多くの人が、実は「野菜を十分に食べている積もり」という実態が浮き彫りになっています。

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米国の野菜消費量増加の背景には、主産地であるカリフォルニア州の生産規模拡大やコールドチェーンの確立、カット野菜の技術向上など流通システムの改善があるとされていますが、日本の背景と大差ありませんね。

実は、米国では86年度から始まった官民連携による「ファイブ・ア・デイ・プログラム(一日に5皿分(350㌘)の野菜と200㌘の果物を食べましょう)」という啓蒙活動が20年にも渡って発展しながら全国に普及していったことが大きく影響したようです。米国では、農務省や保健福祉省などの公的部門はもちろんですが、民である全米のスーパーがプロモーションを買って出て、国民への浸透に力を入れたことが功を奏することに繋がりました。

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日本でも一日当たり350㌘の野菜摂取が推奨されていますが、そもそも350㌘がどの程度の量なのか、農家である私を含めて「よく分からない」という人が殆どではないでしょうか?だからこそ、大半の人々が「野菜を食べている積もり」というような状況になっているのでしょう。

350㌘は生野菜であれば、「両手に軽く山盛りの野菜」が目安となります。このうち、3割を緑黄色野菜、残りを淡色野菜とすれば食生活のバランスとしては完璧となるようです。お試し下さい!



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Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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