Category : 丹波篠山
冬だから寒いのは当たり前ですが、それにしても寒い日が続いています。夜明け前など氷点下5度とか7度くらいまで気温が低下するため、早朝の畑はもちろん凍てついた状態。早朝の畑に立つと足の裏から寒さが体中に広がるわけです。

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恐らく昨年より雪が舞う回数も多いのですが、顔を出す太陽のおかげで午後には溶けてしまいます。

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朝方、半分凍り付いたようなホウレン草も、その後、太陽を浴びてシャキッと立ち直ります。「同じ日の同じ野菜か?」というくらい色も形状も異なりますね。毎日、自らが凍らないように糖分を蓄積して身を守る野菜たち、篠山の冬野菜が甘い所以です。

丹波篠山では無風状態の快晴の午前に頻繁に霧が発生します。運転していて前方がよく見えないほどの濃霧が発生することも、決して珍しくありません。雲と同様に大気中の水分が飽和状態となって現れる霧ですが、篠山の農作物の美味しさに影響を与えていると言われています。

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小学生の頃に学んだ「光合成」、必要なのは水・二酸化炭素・そして光。霧の発生する日が多いということは、作物にとっての水分が十分にある状態です。そして、霧が晴れる頃には眩しい太陽が照りつけます。恐らく、二酸化炭素は十分にあるはずなので、光合成が活発に行われていることは疑いが無さそうです。後は栽培者が、作物の生育に手助けをしてやれば完璧な農産物が出来るはずでしょう。

農家としては、これら自然条件の恵みを生かせるような栽培管理をする必要があるわけです…。

♪デカンショ デカンショで半年暮らす アヨイヨイ
♪後の半年寝て暮らす アヨーイ ヨーイ デッカンショ

何故か全国的に結構有名なデカンショ節。かく言う関東出身の私も、どこの地域の歌かも知らずに高校時代に覚えました。その数十年後にデカンショ節の故郷である丹波篠山に住むことになるとは、当時微塵にも予想しませんでしたが…。

そのデカンショ節で踊るデカンショ祭は、篠山が誇る盛大なお祭です。毎年お盆の時期に催されるこの祭、今年は15日(木)・16日(金)に開催されました。国内最大級の木造櫓は必見です。

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両日に打ち上げられる4000発の花火も豪快。そんなデカンショ祭ですが、私にとって何故か1年の折り返し地点のイメージがあります。田植えをして黒豆を植えて一年の前半が幕を下ろし、デカンショ祭を境にこうした農産物の収穫が年末まで続きます。農村の暦は合理的ですが、お祭も同様なのでしょう。

最後の花火とともに、篠山は収穫シーズン入りするわけです。

篠山の夏祭りと言えば、篠山城址・三の丸広場で開催される「丹波篠山デカンショ祭り」。今年で60回目を数える西日本における最大級の祭典のひとつである。

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もともと旧町内にあった複数の盆踊りを統合して始まったのが60年前。ひときわ高い木造の櫓とその周りで、職場や地域のグループによって結成されたそれぞれの「連」がデカンショ踊りを披露していく。

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200店もの露天が並び、子供たちも大興奮。日が暮れて、篠山城址の上に打ちあがる花火も圧巻。

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♪デカンショ、デカンショで半年暮らす♪
♪あとの半年 寝て暮らす♪

このデカンショ節、全国的に知られた民謡であるが、ここ丹波篠山の歌だったんですね。


「丹波篠山」という呼称は全国で知られている一方で、「篠山」となるとどうもその認知度が低いような気がします。東日本の人々に「篠山(ささやま)」という文字を見せたら、恐らく8割強が「しのやま?」って答えるに違いありません。ちなみに、私自身も「しのやま」だと思っていた派です…。

まだ記憶に新しい市町村の統廃合、「平成の大合併」における全国初のモデル・ケースとなったのが、ここ篠山市です。地方行政の効率化を目指し、飴(財政支援)と鞭(三位一体の改革)で全国の市町村の合併を促したもので、1999年春に旧多紀郡の篠山、今田、丹南、西紀の4つの町が一緒になって人口4万人超えの篠山市が誕生しましたが、それから4年後にすぐ隣で同じような市町村統合で「丹波市」が生まれると、「(全国的に知名度が高い)丹波という名前を使っておくべきだった」という議論が強まったわけです。

実はこの議論は現在も続いていて、「丹波篠山市」に改称すべきかどうかが話し合われています。全国に誇れる特産物が多い地域なので「丹波篠山」というブランドで推し進めるのがベストなのは明らかですが、実際に市名を変えたときに発生する官民のコストは決して安くはありません。平成の大合併の飴(財政支援)で市内のあちこちに建設された箱物が市の財政を圧迫している現状を考えると、「篠山市とは丹波篠山のことです」と知ってもらうことに注力するのが最善の策なのかも知れません。
プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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