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「どうして篠山(ささやま)に決めたんです?」 よく聞かれる質問です。身近な親類・縁者たちに農業をバックグランドとする人々が居なかったため、帰国と同時にまず、農業を営む土地を選ぶ必要がありました。一応、関西・中国圏に的を絞っていたこともあって、官民(県と市町村、そしてJA)上げて新規就農者の募集に熱心な岡山県に2ヶ月という期限限定で短期滞在し、その間、岡山の各地はもちろん、兵庫や和歌山、そして奈良まで足を延ばしたわけです。走行距離にして2万キロほど。

どこも住むに美しい土地だったけど、最後に訪れた兵庫県篠山市で「ここだ!」という直感が沸きました。直感というとどこか軽々しい響きになってしまうかも知れませんが、「年金暮らしの悠々農業」をやるわけではない私にとって、その土地が位置する場所というのも大きな要素になっています。神戸、大阪、京都といった消費地へほぼ1時間で移動できる土地というのは、そうはありません。さすが、長い日本の歴史の中で古くから要衝とされてきただけあります。

最後のポイントは、話を聞くために訪れた市役所での対応。「来る人は拒みませんが、農業で生計を立てるというのは難しいですよ」というアドバイス。「新規就農者が喉から手が出るほど欲しい」という土地であれば、こうした対応にはなりませんね。だって、過疎が進んでいるか消費地への距離が遠いということを暗に言っているのと同じですから。

篠山へ移住して1年と半年。自分達の「直感」は「確信」に変わっている今日この頃です。
ちなみに、私は農薬否定派ではありません。でも、慣行栽培のように最初から薬剤の使用を計画に盛り込む積もりも全くありません。そうした野菜(つまり、市場を経由した規格優先の野菜)なら小売店で幾らでも売っているし、大規模農家でも何でもない私が参入する意味は皆無です。

当然のことながら、予め除草剤を散布して雑草を駆逐することもないため、この時期にはかなりの労力と時間を雑草退治に費やすことになります。実際、過去一ヶ月は文字通り真正面から対峙してきましたが、ようやく一息ついたところです。

除草剤を使用しないで且つ次回の雑草対策に費やす時間を短縮する方法を考えることはもちろんですが、農家にとって草むしりをしている時間が完全に無駄であるか?と問われれば、意外とそんなことはありません。その時間は時間で考え事をするのに打ってつけだったりするわけです。この忙しない世の中、考え事に没頭できる時間ってほとんど無いですからね。雑草をむしりながら時間を有効に使うことも可能だったりするから、悪くありませんね。

現在、収穫可能な野菜は春菊とホウレン草。本来ならレタス3種(ラウンド・レタス、リーフ・レタス、コスレタス)やカブと同時期の出来上がりを予定していたのに、生い茂った雑草の処理に予想以上の時間を費やしたため、「意図しない抑制栽培」効果に見舞われてしまったわけだ。

今後半月から一ヶ月の間にはダイコン、キャベツ、ブロッコリーに茎ブロッコリー、そしてピーマンやナスなどを始めとする野菜の収穫を予定しています。この先、順調に進めば宅配ビジネスを8月にも開始する計画です。

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プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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