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ビニール・トンネルの中で成長し始めたのはダイコンばかりではありません。播種から2週間ちょっと掛かりましたが、ようやく牛蒡も芽を切り始めました。春の訪れとともに健やかに育って欲しいものです。

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28日しかないせいもあって、2月はあっと言う間に終わりました。明日から暦は3月、春は嬉しいものの、少し暖かくなるということは雑草や害虫も動き始めるということです。昨年の反省もあるので、今年は先手・先手を心掛けたいと思います。

1週間前に露地畑に播種したダイコンが少しだけ成長しています。寒い時期だけにマルチで地表を覆って、更にトンネル掛けの重装備ですが、それでもこうして成長している姿を確認して初めて安心します。

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まだまだ小さなこのダイコン、お届けできるのは4月下旬から5月上旬に掛けての予定です!

相変わらず寒い日が多いのですが、寒い日が数日続いたあとに暖かな日々が巡ってくるようになりました。寒い日と暖かい日をちゃんと数えているわけではないので言い切ってしまっていいのか分かりませんが、「三寒四温」ってきっとこういうことなのでしょう。春はそう遠くないと思います。

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と書いていたら、今冬一番の雪が降りました。朝起きたら雪が積もっているし、午前中一杯はその雪が更に積もっていました。でも、大丈夫。篠山に落ち着いて3回目の冬ですが、今年の冬は寒いにも関わらず、雪がほとんど残りません。人間以上に厳しい寒さを経験した野菜たちには気の毒でしたが、やっぱり春は近そうです。

それにしても、昔人たちの知恵というか残した言葉には重みがあります。仮に「三寒四温」という言葉がなかったとして、現代の人々が将来の子孫に残せる言葉を作れたか?と言えば甚だ疑問です。人はそれだけ、自然と真正面から向き合う機会が減っているのかも知れませんね。

ファイトケミカル(フィトケミカル)とは、植生化学物質あるいは植物性機能性成分などと呼ばれる野菜など植物に含まれる物質。ちなみに、ファイトと言うと「戦う」が思い浮かびますが、「Fightchemical」ではなく「Phytochemical」です。

人は食物を食べることで、蛋白質、脂質、炭水化物の三大栄養素の他、ビタミン、ミネラルも含めた五大栄養素を摂取するわけですが、それら栄養素のカテゴリーには属していないものの、その重要な役割が注目されているのがファイトケミカルです。

では、具体的にファイトケミカルが何か?と言えば、植物に含まれる色素や香り、灰汁(あく)などで、植物自身が環境における有害物質や害虫から身を守るために作り出す成分です。主なファイトケミカルを挙げると、

【アントシアニン】ブルーベリーや赤しそなどの赤や青、紫の色素で抗酸化作用を持つとされる。
【イソフラボン】大豆などに含まれる成分で、骨粗相症や更年期障害に有用とされる。
【セサミン】胡麻に含まれる成分で、コレステロール低下に役立つとされる。
【リコピン】トマトなどに含まれるカロチンの一種。抗酸化作用があるとされる。
【カプサイシン】赤ピーマンや赤唐辛子に含まれ、抗酸化作用があるとされる。
【ルテイン】緑黄色野菜に含まれる黄色素。抗酸化作用のほか、眼の病気予防に効果があるとされる。

これらは数あるファイトケミカルの一例です。五大要素に加えてファイトケミカルはもちろん、食物繊維も取り込める野菜は食生活に極めて重要ですね。

野菜を栽培するようになって、その味の濃さに驚いた作物のひとつがニンジンである。考えてみると、昔はピーマンと同様にニンジンを嫌いな子供たちが多かった。ニンジンの品種改良が進んだ結果か、ニンジン本来の味が備わる前に収穫を迎える野菜栽培の時間短縮が影響しているのかは分からないが、味が薄くなっているのは事実である。例え、子供たちに「嫌い」と言われても、そんなニンジンを作っていきたいものだ。

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ニンジンの幼苗は、かなり華奢である。この時点で周囲に雑草があると、草引きの際に誤って一緒に小さなニンジンを引いてしまいそうになるので細心の注意が必要だ。

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直播した苗に本葉が出始める。このギザギサの葉っぱが次々と出て、ニンジンらしくなっていくわけだ。味の濃いニンジン、ご期待下さい!

たまに雪もチラつく丹波篠山ですが、ここのところ寒さが緩んできています。もちろん、まだ油断は出来ませんが、屋外で農作業をしているとそんな微妙な変化が嬉しいです。これは何も私ばかりでなく、野菜たちも同様。ちょっと前まで成長が極めて鈍化していたのに、ここ数日間の野菜の成長振りが如実に物語っているわけです。1月下旬のハウス内の葉物が随分と大きくなりました。

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この調子で一気に春になって欲しいのですが、そんなわけには行かないのだろうなぁ…。

旧暦で冬至と春分の中間にあたる本日は今年の立春。この立春から一年が始まり、立夏前日までの期間が春と呼ばれるわけです。まだまだ寒いし、日常生活において春と呼ぶにはかなり違和感がありますが、実は野菜作りの現場では「季節はもはや冬ではない(=春)」と感じる変化があります。

タマネギやニンニクといった畑に長く居座る特殊な野菜を除くと、一般的に野菜の種蒔きは収穫のひとシーズン前に行います。例えば春に食べる野菜は冬に種蒔きをして、夏に食べる野菜は春のうちに種蒔きをするといった具合です。つまり、冬に春を考え、春に夏を思うといった感じです。野菜作りの2月と言えば、ピーマン、シシトウ、ナスにキュウリといった夏野菜の播種が始まります。農業において立春を過ぎると春に突入した気分になるのは、このためです。

旧暦というのは意外と農業に携わる者にとって身近なイメージかも知れません。
【播種】★☆☆☆☆
寒さが増すに連れ雑草対策に費やす時間は減少したものの、一方で行政に提出する資料作りに追いかけられたことから播種計画は大幅に遅れ気味となる。作物の生育が盛んな夏季ならばともかく、冬に遅れた場合は追いつくことはまず不可能だ。十分な作目をキープして冬を乗り切るはずであったが、綱渡りを余儀なくされる。

【育苗・定植】★★☆☆☆
更に追い討ちをかけたのが、予想以上の寒気の到来である。篠山に移住して以来、3回目の冬を迎えたが、今冬の寒さは尋常ではなかった。3回程度の経験では極めて信頼性に乏しいが、昔からの住人も「今年の寒さは例外」と述べていることから、やはり普通ではないのであろう。寒さが募ると野菜たちの成長に著しく鈍化するけれど、露地の野菜はまるで成長を放棄したような状態に陥った。次回、同じような状況に陥ったら、教科書の記述に惑わされずに迷わずトンネルなどの資材で被服してあげることにする。

【管理】★★☆☆☆
寒さで成長しなくなってしまった野菜たちの管理は、寒さ凌ぎくらいしかしてあげられない。毎朝、露地に出向いては、風でめくれたトンネルや不織布を修復して翌朝の寒さに備える。そんなルーティーンの繰り返しの毎日が続くが、これはこれで次年度の作付けに役立つであろう。

というわけで、総合点は「2」を若干下回りました。前四半期の総合点は2だったから、成績は下降気味です。ここまで下がったら、後は上がるしかないよな。

プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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