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以前、ブログで触れましたが、今年の夢野菜のジャガイモは途中で品種の交代がありました。3月中旬に「十勝こがね」という品種を植えたのですが、3週間経っても一向に芽が出る気配がないため畝を掘り返したところ、全ての種芋が腐っていました(泣)。そもそも、地域の他の農家より植え付けが遅かったし、それから更に一ヶ月も遅れてジャガイモを植えてよいのかどうかも甚だ疑問でしたが、とりあえず入手可能な「メークイン」にピンチヒッターを託したわけです。

地域の平均的な植え付け時期から1ヶ月半も遅れてジャガイモを植えている姿を見て、通り掛かった人々からは「あんた、今頃ジャガイモ?」と声を掛けられ、不安は一段と高まりましたが…、

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試してみる価値はあったようです。植え付けからほぼ100日経過して、本日、無事に収穫を終えました(嬉)。痛みもほとんどなく、どちらかと言えば空梅雨だった今年の天候に助けられたようです。来年は早く植えないといけないな。

【播種】★☆☆☆☆
第一・四半期に引き続いて夏野菜の播種を進めるとともに、作付け計画に沿って葉物などの播種を概ね施しました。4-6月期は4月も中旬になってまだ霜が降りるなど春の気温上昇が遅れた一方で、その後は必要以上に気温が上昇するというまるで「春はどこへ行った?」という気温の変化に見舞われました。昨年と同じような作付けで良かったのかどうかについては、検証が必要です。全般的には計画通りの播種にも関わらず★がひとつというのは、6月の丹波黒(黒豆)の種蒔きが大幅に遅れてしまったという決定的なマイナス点があったから。これが秋の枝豆収穫と12月の黒豆収穫にどのような影響を及ぼすか、注目しています。

【育苗・定植】★☆☆☆☆
播種と同様にほとんど計画通りに進めましたが、播種が遅れた黒豆の定植が当然のようにズレ込んでしまいました。言い訳は・・・ありません。

【管理・収穫】★★☆☆☆
今年の春先の野菜のトウ立ちには、正直、かなり凹みました。ホウレン草やダイコンなど暦や見た目から「そろそろ収穫期だな」と判断すると、それを見透かしたように畝の上の作物が端からトウ立ちしていくわけです。トウ立ち(つまり花を着けようとする)しかけると葉の形状が変化するし、そもそも商品価値が著しく低下します。一般的に許容範囲以上の気温の変化でこうしたトウ立ちが起こるため、対策がなかなか無いのが実情ですが、例えば次回、ダイコンがトウ立ちしそうになったら、畑の上で葉を落としてみることにします。葉付きダイコンとして出荷できませんが、トウ立ちを遅らせることが出来るかどうかの実験です。

なかなか満足のいく成績になりませんね。まあ、そこが農業の魅力なのでしょうが…。

と言っても、私本人のことではありません(当たり前ですが…)。初めて試乗したのは、我が家の子供たち。自宅近くの畑を耕していたら、「乗ってみたい!」と近寄ってきました。耕運時のエンジン音や振動は静かで滑らかな動きの乗用車とはかなり異なるはずなのに、そんなことにはお構いなしに楽しんだようです。

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一般的に、農業機械は通常の農作業をベースに設計されているため、そのコックピットは一人乗り用。小学校低学年の子供や幼稚園児と同乗するのは特に問題はありませんが、それより大きくなるとお互いかなり窮屈かも知れません。そんなわけで、子供の試乗体験は小さい頃がお勧めです…。

茄子と言えば「紫」というイメージが強い野菜ですが、紫色をしていない茄子も数多くあります。そのひとつが、この「緑美」という長茄子の一種です。写真の通り、紫色をしていないばかりか形も一般的な茄子とは大きく異なります。

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仮に小売店の陳列棚に並んでいたとしても、恐らくほとんどの消費者が茄子として認識しないと思いますが、この長茄子は果肉が柔らかく甘みが強いことから、その焼き茄子が絶品です。見慣れない食材の中にも、メジャーになって欲しいものがあります。夢野菜では、そうした野菜たちもお届けしたいと考えています。

長茄子、機会があればお試し下さい!

今年の篠山は、例年以上にマムシが多いような気がします。昨年は年間を通じて目撃したマムシが合計3匹、うち1匹を捕殺したのですが、今年は未だ暦で半分しか経ていないのに目撃したマムシは8匹、うち3匹を処分しました。単純に計算すると、前年同期比5倍で遭遇していることになります。

可哀相な気もしますが、農作業の安全性や集落の子供達の安全を考えると、やっぱりこの毒ヘビは可能な限り駆除する必要があるわけです。でも、対峙すると分かっていて駆除するのと違って、たまたま出会った際に退治することから、その時にたまたま持ち合わせている道具をフルに活用することになります。鎌しか無ければ接近戦も仕方ないですし、長さのある道具があればほんの少し有利な戦いに持ち込めます。

農業初心者としては「昨年よりは今年」「今年よりは来年」といった具合に、経験を積み重ねて対処法を学んでいくほかは無さそうです。結構、怖いけど…。

面白いことに、都会の人々にとってヘビは「それがマムシのような毒ヘビ」であっても「アオダイショウのような無毒な大きなヘビ」でも全てヘビの分類ですが、農業を糧とする地域では毒ヘビと無毒のヘビは明らかに区別されています。ヘビと言えば一般的に毒のないヘビを指し、マムシはヘビとは言いません。「マムシ」と呼ぶか、この地の呼び名である「ハメ」と言います。生活に直結しているからこそある区別なのでしょう。

空梅雨から一転して、梅雨らしいというよりは熱帯地方のスコールのような雨が一日中降りしきる6月後半の日々でしたが、夏野菜の水分補給には絶好だったようで元気に果実を着け始めています。

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ピーマンやトウガラシ類はもちろん、茄子も頑張っています。今年の茄子は3種を栽培しています。

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一般的ないわゆる茄子の形をした「みず茄」と丸っこい「紫水」。どちらも、瑞々しい水茄子です。

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そして、焼き茄子が絶品の長茄子「緑美」の3種です。キュウリにオクラやモロヘイヤも、1週間くらいのうちに収穫が始まりそうです。旬の野菜ですから、いずれも夏に身体が必要とする栄養素やミネラル、そしてフィトケミカルを含みます。自然(旬)の恵みというものは、実に偉大だと思います。

プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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