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まだ、イノシシもシカも捕っていませんが、集落の友人がイノシシの捌き方を教えてくれるというので、お言葉に甘えました。そんなわけで毛皮がついた状態の小型のイノシシの解体を初めて解体したのですが、ちょっとグロいそうした具体的な過程の写真は貼り付けないのでご安心下さい…(笑)。

魚であれば、大きなものは50㌔くらいのマグロまで様々な魚を捌いてきましたが、動物はまるっきりの未体験ゾーン。骨格なども子供の頃にみた動物図鑑で何となく理解しているような気になっていましたが、実際に捌いてみるとそんなのは錯覚でした。魚と同じで、数をこなさないと上手くならないことを実感。

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日が傾きかけた夕刻から始めて3時間、ようやく食材らしくなりました!いずれの部位もぼたん鍋(イノシシの鍋)に使えるよう、ハムみたいな形にまとめました。ぼたん鍋にする場合、これらを薄く切り分けていきます。この経験を役立てないといけないですね…。



注文していた箱罠が出来上がったので、友人たちに協力してもらい(あまりに重いので)イノシシとかシカが出没している痕跡がある畑へ設置しました。この畑、過去10年くらい耕作放棄されているらしく、動物たちが出ないとしてもすぐに野菜を栽培できるような状態にないのですが、害獣が出るのであれば尚更です。いずれ夢野菜の作物を育てられるように、ひとつひとつそうした障害を取り除く必要があるわけです。

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まずはこの不自然な物体を周囲の風景に溶け込ませるために、当面は、罠の扉が閉まらないようにつっかえ棒を噛ませて、箱内へ自由に行き来させる予定です。その後のステップは改めて記します。なにぶん、全てが初めてなもので…。



今年の秋ジャガを収穫しました。昨年同様、『デジマ』という品種で、とても食味が優れたジャガイモです。一般的に春作では花を咲かせたジャガイモが枯れ始めた頃に収穫するわけですが、秋のジャガイモは霜が降り始めるようになった頃に適宜判断して霜害発生前に掘り出します。

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霜に当たると、地上部はこんな具合にデレッとなります。

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仏語で「Pommes de terre(ポンム・ドゥ・テール=地中のリンゴ)」と呼ばれるジャガイモですが、16世紀に南米から欧州に初めて持ち込まれた際、この見慣れない食材の呼称をいろいろ考えたのでしょう。何となく雰囲気が伝わるような気がします。

夢野菜の今年のジャガイモは割れも殆ど無く、サイズも良好に育ちました。自信を持ってお届けする秋の「地中のリンゴ」です!

辺り一面というわけではありませんが、今年初の霜が降りました。昨年より5日早い霜の訪れですが、昨年の初霜時の写真と比べれば、今年の寒さは全くシビアではありません。実際、日中に太陽が出ているとポカポカしていて、丹波篠山の厳しい冬が迫っているような気配はありません。

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厳しい寒さは可能であれば避けたいですが、寒さ故に甘味が増す野菜のことを思うと、やっぱりもう少し本気モードの冬が必要な気がします。ちなみに、写真は野菜ではありません。ただの雑草です…。

11月のメイン・イベントである、タマネギの定植を終えました。週初に始めたタマネギの定植、毎日数時間を当てて、本日最後の一本まで植え終わりました。来年初夏に新タマネギとして収穫され、その後、年明けまで貯蔵されるタマネギは、晩秋のこの時期に苗を植えます。 で、腰も少し痛いです…(笑)。

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今年の夢野菜は、タマネギ2500株、赤タマネギ1000株の合計3500株を定植しました。茎の根本が膨らんで収穫されるタマネギなので、3500株のタマネギ苗は無事に成長すれば3500個のタマネギになる計算となります。極めて単純ですね。洋の東西を問わずあらゆる料理に重宝されるタマネギ、大切に育てていきたいと思います。



例年より暖かい日が続くと思っていたら、ここのところ一気に平均気温が低下しています。丹波篠山ではそろそろ初霜がおりても不思議がない時期なので、例年に追いついてきただけですね。夢野菜の畑では、順調に野菜が育っています。

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秋から冬に掛けて、何かと重宝するダイコンに…、

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ピリッとした辛みが特徴の赤と緑のからし菜2種…、

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サラダでシャキシャキ感が楽しめる瑞々しい水菜。気温が低下するここから、これらの野菜は旨味はもちろんのこと、甘味も蓄え始めます。秋冬野菜の美味しいシーズンの到来です!

今季の狩猟解禁日を5日後に控えて、所属する『篠山市猟友会』の通常総会に参加しました。篠山在住で兵庫県の狩猟免許を持つ人々の集まりです。一口で狩猟免許と言っても、銃器を扱える狩猟免許や罠とか網に限った狩猟免許など使用する道具によって免許は異なります。私自身は2年前に罠(檻のような構造をした箱罠を始めとするいわゆる罠で動物を捕獲する)の狩猟免許を取得しました。

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狩猟(ハンティング)というと「スポーツ」や「趣味」のイメージが強いですし、そのために狩猟免許を持っている人も居るのは事実ですが、私の場合、人里に降りてきて農作物を荒らす鹿とか猪などの害獣を捕獲するために取得しました。昔と違って人々が山の手入れをすることがめっきり減った現在、山々にはこれらの動物が必要とする食物が貧しくなり、結果的に里山に出没する個体が増えていると言われています。

一旦、里山に降りた個体は容易に取れる農産物に味をしめるため、駆除する以外に方法はありません。もちろん、農家としてもその対策として電気柵や防護壁を設置しますが、完璧に守れるわけではありません。「駆除される動物が可哀そう」という議論があるのはもっともですが、全ての財産・資産が法律によって守られた都市部とは異なる現実がここ農村にはあるわけです。

「家庭菜園は無事だけど、庭先に野良猫が糞をする」という理由だけで保健所に駆除届を出す人々に、「野生動物が可哀そう」という権利があるのかどうか、私には甚だ疑問です…。



我が家の5歳の息子の『七五三』のお祝いのために、地元のお寺「大国寺」へ出掛けてきました。『七五三』というと「神社でしょ?」というイメージでしたが、お寺でも行えます。娘も昨年、同じ場所で7歳のお祝いをして貰いました。娘も息子も「数え」ではなく「満」の年齢でのお祝いとなっていまいましたが…。

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「大国寺」は大化年間(645~650年)にこの地、味間奥に建立されたと言われる、国指定の重要文化財です。境内のもみじやイチョウが一斉に紅葉する11月の眺めは圧巻で、県外から連日のように大型バスで多数の観光客が訪れる名所です。

幼稚園児でも一人で突ける美しい鐘の音が、集落に響き渡りました!

現在、タマネギの定植準備を進めています。夢野菜では今年、タマネギ2500株、赤タマネギ1000株の合計3500株の定植を予定しています。畑の畝に穴の開いたマルチを張って、ここに一本一本、苗を定植していくわけです。

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多年草を除くと、ニンニクに次いで長い期間に及び畑に居座る野菜なので収穫は半年以上先の話。来年の初夏に楽しむ新タマネギは、その前年の晩秋にこうした過程を経て畑に植えられます。

あらゆる料理に重宝されるタマネギ、一年に一回のみの定植なので失敗はしたくないですね…。

めっきり日没時間が早くなりました。農業という職業柄、太陽が沈んで辺りが暗くなると基本的に外での農作業は切り上げざるを得ません。証券会社で「株」を売っていた頃は、四季の移り変わりに関係なく必要であれば「株」を売るために深夜でもオフィスや自宅で仕事ができましたが、農家として「カブ」を売るとなると(カブ以外も売っていますが…)、その農作業は日没とともに翌日へ持ち越されるわけです。

都会であればビルやお店の灯りはもちろん、暗闇を極力減らすように設置された街灯があるため、太陽が沈んだ後も辺りが急速に暗くなることはありませんが、街灯がほとんど無い農村では一気に暗くなります。両者の違い、一度意識して体験してみたら面白いかも知れません。

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さて、日に日に日没時間が短くなっていくこの時期、以前ブログで触れた電気柵を張り巡らせた畑での農作業には注意が必要です。通常、獣が出没する夜間に通電をセットしているため、辺りが暗くなると自動的に機器が作動します。

本体のコントローラーを盗難防止のため電気柵の内側に置いていることから(外であれば予めスイッチを切っておけばよい)、暗くなる前に畑を出ないと既に電流が流れている状態のケーブルの隙間を這い出さねばいけないので結構緊張します。リンボーダンスでも習得しないといけないなぁ…。

「丹波黒・枝豆」の販売が終了した11月は忙しさが一服する時期ですが、それでも今月中にやらなければならないことが幾つかあります。中旬に予定しているタマネギの植え付けが最も大きなイベントですが、初旬の今頃、来春の収穫を目指してソラマメやエンドウ類の種を蒔きます。

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個人的には茹でるより、莢が黒く焦げるほど炙って食べるのが好きなソラマメ。品種は、日本の大粒ソラマメのルーツとなった『武庫一寸』を選びました。

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発芽に水分はもちろん、酸素も必要なため、ソラマメは豆の一部が土から出る形で種を蒔きます。

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絹サヤのサヤエンドウ。なんでも日本初の「スジとり」が不要な品種らしいですが、真相は来春…。

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そして、実を太らせてサヤごと食べるスナップ(スナック)エンドウ。夏野菜も毎日の収穫が大変ですが、エンドウ類も収穫がかなり面倒です。まあ、それでも収穫を楽しみに、これらの豆には丹波篠山の厳しい冬を乗り切ってもらいます!


【播種】★☆☆☆☆
播種自体は作付け計画通りに進めましたが、急遽預かることになった圃場に害獣対策用の電気柵を設置するなどコストや労働時間に想定外の追加があったため、かなり忙しい展開となりましたが、昨年の失敗をカバーした点で、まあ、「善し」としておきます。一方で、今年は大きな誤りを犯してしまいました。丹波黒の育苗を自宅庭先で行ったのですが、これが鳥害を引き起こしたわけです。豆は鳥にとってのご馳走ですから、黒豆を播種したセルトレイが狙われるのは尤もですが、その後も白菜やらレタス、キャベツなどセルトレイに種を蒔く度に荒らされました。鳥にとっては「餌場」となってしまったわけです。当然、蒔き直さないとといけないですし、蒔き直した種には対策が必要となりました。育苗専用のハウスを、早く建てないといけないようです。

【育苗・定植】★☆☆☆☆
先に述べたように鳥害が続きます。本葉が出たばかりの苗が鳥に食い荒らされたりで、散々の経験となりました。更に8月から9月に掛けてのゲリラ豪雨の影響で、畑の畝がカチコチのコンクリートのような表面となってしまったため、発芽率が極端に悪化。秋冬野菜の収穫に影響を及ぼすのは必至です。

【管理・収穫】★★☆☆☆
とは言え、昨年と比較して管理はかなり上達しました。栽培面積が拡大しているため、時間的な余裕はありませんが、徐々にそして着実に管理下においています。少しは上達しているようです。

こうして少しずつ経験を積むのでしょうが、やはり時間が掛かりますね。


9月下旬に記した電気柵の設置で触れたキャベツも、僅か1ヶ月程度で随分と大きくなりました!

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上の写真のように、定植時はこんなサイズでしたが…。

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現在では結球を始めています。キャベツに限らず、白菜や玉レタスのように葉が巻いていく事象を「結球」と呼びます。結球を始める前のこれらの野菜は、他の非結球野菜と同じように数枚の外葉を広げた後に結球を開始するわけですが、一旦結球を始めると後はどんどん内側に葉が茂っていき、結球野菜の出来上がりとなります。

こんな結球野菜ですが、あくまで品種改良の手を加えた結果です。欧州、とりわけヨーロッパ大陸では結球しない古典的なタイプのキャベツの外葉を収穫したものが売られています。キャベツは昔からこうした形ではなかったわけです。

プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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