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今年、夢野菜ではセロリの栽培に初挑戦します。独特な風味と香りが特徴であるセロリですが、嫌いな人も多い野菜ですね。野菜のセロリにしろ、ハーブのコリアンダーにしろ、「和食との相性が必ずしも抜群」ではないことがその不人気の一因となっているのかも知れません。こうした野菜やハーブは、生産者が単に栽培するだけではなく、消費者に食べて貰えるための努力が必要なのでしょう。でも、それによって一人でも二人でもそのファンが増えれば、生産者冥利に尽きると言っても過言ではありません。

日本におけるセロリの歴史は意外と古く、16世紀末には渡来していたそうです。現在、日本で一般的に流通しているのは西洋種のセロリですが、虎退治で有名な加藤清正が朝鮮出兵から持ち帰った中国種のセロリが「清正ニンジン」と呼ばれたようです。「セロリのどこがニンジン?」というような不思議なネーミングですが、一般的なニンジンとは極めて異なる朝鮮ニンジンもあることですし、セロリをニンジンと呼んでも異論はありません…。

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そんなセロリですが、その種の小ささに驚きました。爪を切った状態では、決して掴めないサイズです!上手に栽培して、皆様の食卓へお届けしたいと思います。

夢野菜では海外の品種も栽培しています。いわゆる西洋野菜ですが、長く住んでいた英国のとある種苗メーカーの種を取り寄せて日本の、あるいは篠山の気候で栽培できるのか実験しています。「取り寄せて」と書きましたが、正しく言うと、EUでは圏内の種苗メーカーがその圏外の一般農家へ種子を流通させることを禁止しているため、直接購入できません。英国在住の古くからの友人に助けてもらっています。

ちなみに、この行為自体は問題ありません。土が付いた状態の苗木や生肉の輸出入は、個人にしろ厳しく制限されているのが現状ですが、種子の行き来は違法ではありません。新種の病原菌・細菌が国内上陸するかも知れない苗や食肉とは違いますもんね。

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写真は、「Romanov(ロマノフ)」という品種のキャベツです。薄紫のキャベツが出来上がる予定ですが、この「ロマノフ」が丹波篠山の気候に合えばという条件付きです。見慣れたキャベツとは葉の形も色も異なりますが、少しずつ成長しているロマノフに少なからず興奮している自分がいます…。

夢野菜の畑には様々な生き物が共存しています。もちろん、作物に大きな食害をもたらす害虫が大量発生した場合は最小限の農薬を使うこともありますが、可能な限り自然なままで共存させます。虫がいれば虫を捕食する蜘蛛やカエルがやってくるし、カエルがいればそれを捕食する爬虫類や鳥類、哺乳類がやってきます。自然界の天敵や食物連鎖、非常によく出来たシステムですね。

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現在、収穫中のリーフレタスです。夢野菜では赤いリーフレタスと緑のリーフレタスをセットにして宅配ボックスに入れています。

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さて、収穫したレタスにアオガエルが張り付いて昼寝をしているのですが、お分かりになりますか?

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居ましたね。アオガエルです。この緑色のカエル、アマガエルだとばかり思っていましたが、アオガエルに分類されるようです。畑にやってくる生物のほとんどは人に気配を感じると逃げますが、このアオガエルたちだけは例外です。畝の草引きなどをしていると興味深そうに手元近くに寄ってくることも珍しくありません。好奇心が強いのかも知れませんね。畑の相棒です。

篠山の厳しい冬を乗り越えてきた夢野菜の絹サヤとスナップエンドウ、ようやく実を着け始めました。同じ豆類でも、黒豆は畑に放っておいても商品価値は減らないどころか上昇しますが、絹サヤは中の豆が大きくなる前に収穫しないといけないし、エンドウも適期を過ぎると宜しくありません。

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絹サヤと

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スナップエンドウです。

両者とも同じ頃に実を着け始めますが、中の豆が未熟な状態で収穫する絹サヤはどうしても一足先に出荷することになります。生の状態で食べても美味しい絹サヤとスナップエンドウ、5月の宅配ボックスに入れる予定です。お楽しみに!!

すっかりブログの更新をサボっていました。サボっているというのは少し違うかも知れません。正確には、夏野菜の定植を粛々と進めていました。GWというと、ニュースで各地の道路渋滞や混雑が報道されるため、日本全国で民族の大移動が起こっているのか?というような印象を受けますが、少なくとも農村で農業を営む人々はそれが米農家であろうが野菜農家であろうが、どこかに遊びに行くような余裕は全く無いほど一年でも最も忙しい時期です。

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極寒だった2月に蒔いたナス・ピーマン・トウガラシ類の苗たちを無事に畑に送り出しました。それでも、夏野菜の準備はまだ5合目。キュウリ、カボチャ、オクラ、モロヘイヤなども送り出さなければなりません。

GWが終わっても、まだまだ忙しい毎日が続きます…。

プロフィール

yumeyasai

Author:yumeyasai
「丹波篠山(たんばささやま)」として知られる篠山市は、兵庫県中東部に位置し、その四方を小高い山々に囲まれています。盆地特有の寒暖差と山々から流れ出る豊富な湧き水、そして晴れた午前に立ち込める深い霧が、黒大豆や丹波栗、山の芋や松茸といった全国的に有名な特産物を育んでいます。

こうした豊かな環境で育った野菜たちも、本来の味をしっかりと蓄えています。大量生産で規格のみが優先されてきた結果、小売店には見栄えが良いのに味の薄い野菜が溢れているとお感じになりませんか?

安全・安心は当たり前、そのうえで真に味のある美味しい野菜を丹精込めて作り、皆様の食卓へお届けしています。

<丹波篠山・夢野菜>
所在地:兵庫県篠山市味間奥
業 態:農産物の生産及び宅配

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